
昼寝で頭痛?
昼寝で頭痛になる人は、昼寝は15分〜30分くらいにして、長時間寝ないことが予防に繋がります。
1〜2時間、良い気持ちで昼寝したら、なんか「頭が痛い」「頭がガンガンする」といった経験があると思います。
これはやはり自律神経との関連が考えられます。
副交感神経
頭痛持ち(片頭痛)の人の多くに、昼寝をして自律神経のリラックスする側の神経である、副交感神経が過度に優位になると頭痛が起こり勝ちです。
昼寝後の頭痛は年齢や性別は特に関係ありません。
昼寝の頭痛のメカニズムですが、「緊張型頭痛」と「偏頭痛」では多少原因に違いがあります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の場合には、机や枕なし、また、布団ではないところで寝て身体が硬くなって、肩や首の血行が悪くなると考えられます。
頭がガンガン
頭がガンガンする頭痛の場合ですが、長めの昼寝でリラックスすることで血行がよくなります。
これによって脳内の血管が広がって周囲の神経を圧迫し、頭痛を引き起こしてしまいます。
頭がガンガンしたり、頭を動かすと痛くなったりしてしまいますね。
どうしてもたくさん寝たい方は仕方ありません。
昼寝で毎回頭痛が起こるわけでは無いあなたは、眠くて仕方ない時にはたっぷり寝るのも良いかもしれません。
昼寝の頭痛を減らすには、自律神経を良好に保つ必要があります。
中枢は頭
自律神経の中枢は頭にあります。
間脳や脳幹といわれる頭蓋骨内の中心の方です。
この自律神経の中枢が、循環が悪くなって溜まった脳脊髄液によって圧迫されています。
頭がこのような状態だと、頭の中が圧迫されて慢性的な頭痛が起こりやすくなります。
偏頭痛の辛い時に、吐いてしまうと楽になるとよく聞きます。
これは実際に吐いてしまったことで、パンパンだった身体の圧力が減圧されて楽になったと考えられます。
普段からしっかりと脳脊髄液の循環が良くして、自律神経の中枢への圧迫を減らす事で、このような事が起こり辛くなります。

あくびと頭痛?
頭が痛くなる前などに、なぜか生あくびが連続して出る事がありますよね。
血液(赤血球)は全身に酸素の運搬しています。
特に頭の血の巡りが悪くなると脳が酸欠状態になります。
あなたを含め、慢性的な頭痛持ちの人は偏頭痛が来る前触れとしてかなり頭の血流が悪くなります。
この酸欠状態を解消しようと、「あくび」が何度も出ると考えられます。
では、なぜ頭の血の巡りが悪くなるのでしょうか?
脳圧
ここで頭の圧力(脳圧)が関係してきます。
片頭痛の人に起こる閃輝暗点(視覚症状)は頭の血流が急に悪化して、その反動で血管が拡張して視覚に問題がおきます。
目は脳の虚血を一番初めに感じ取ります。
後頭部の後頭葉に視神経がありますが、ここに血流が減少することで目の症状(閃輝暗点)現れると考えられています。
そのあとに今度は血流が減少した分、血液が大量に流れ込むのでドクンドクンと頭痛が起こると言われています。
頭が大きい
偏頭痛持ちの方は頭蓋骨の大きく固まった状態で、呼吸でいう息を吸った時の状態で頭が横に広がった状態の方が多く、耳を乗せている側頭骨に圧力がかかります。
側頭骨が固まると「脳圧」が上がりやすくなります。
脳圧が高い状態では頭の血管が収縮されます。
横方向
血管が収縮された状態で低気圧や精神的ストレスなどが加わると、さらに頭が横方向に拡がって、側頭骨が固まって、脳圧がさらに上がって、さらに血管が収縮されて、ついには閃輝暗点が起きてしまう事もあると考えています。
あくびが出ているということは脳の酸素が不足しているとお考えください。
酸素が不足しているということは、血流が良くないということです。
慢性的にこのような状態が続くと、耳鳴りや、めまい、など身体に様々な不調が起こりやすくなるので、できるだけ早くにしっかりとした施術を受ける必要があると考えます。

目のチカチカ
閃輝暗点?
目がチカチカして、その後に頭痛が起きたり。
この症状は「閃輝暗点」といわれます。
この閃輝暗点は改善までの多少時間のかかる症状です。
ですが諦めないで欲しいと思います。
あなたはすでに脳神経系の病院で、MRIなどの検査をしてもらっているかも知れません。
頭痛持ちで3割
閃輝暗点は、偏頭痛持ちで3割ほど方に出るといわれています。
神経の炎症や血管の収縮・拡張などが原因ではないかと云われています。
ですがこの閃輝暗点は、医学的にはっきりとした原因は分かっていません。
原因がわかっていないので、薬で症状を抑える治療がされています。
病院で原因が解らないのに、整体で楽になるわけないでしょ、と思われたとかも知れませんね。
当店では、閃輝暗点は目の症状とともに頭痛が出やすいので、その事実に焦点を当ててこの症状の事を考えています。
頭の血の巡り
頭の血の巡りが悪くなると、まず目に症状が出てしまいます。
目は頭の血の巡りが悪くなって、脳の虚血を一番初めに感じ取るという事ですね。
頭の血流が著しく減少すると、閃輝暗点が現れやすくなって、目の前の視野が狭くなったり、目が見えにくくなったりします。
何らかの原因で頭の血管が一気に収縮した反動で、今度は血管が一気に拡張します。
これによって頭に一気に血が巡る時に、キラキラが見えたり、光が眩しすぎたり、頭痛やめまいが起きたりします。
頭の血管が縮まって
この何らかの原因で、頭の血の巡りが悪くなる・・・
これは頭の血管が縮まって、血流が少ないままだと危険なので、頭の血管が一気に拡張して頭に血液をどんどん流れ込ませようとします。
そのせいで、血管の周りにある神経を圧迫してドクンドクンと偏頭痛が起きたり、視覚症状としてキラキラが見えたりするのではないでしょうか。
結局この「何らかの原因」って何なの?
聞き慣れないとは思いますが、当店では「脳圧」が関係していると考えています。
閃輝暗点は基本的に緊張型頭痛の人には起こりません。
今のところ当店では聞いた事がありません。
インターネットで調べてみても「緊張型頭痛」で閃輝暗点というのは出てきませんでした。
脳圧が高い
緊張型頭痛も、肩首の筋肉のコリや緊張で頭への血流不足で起きると言われています。
脳圧が高い、頭の圧力が高まっている状態。
この脳圧が高くなる原因としては、肉体的・精神的ストレスによって、筋肉や内臓などが疲労する事が関係します。
体の中の血液や体液は、まるで流れるプールのように常に体内を循環しています。
健康な時には良いのですが、肉体的な疲労や、精神的ストレスが一定期間かかり続けているとそうはいかなくなります。
筋肉や内臓の疲労で、血液や体液の吸収が悪くなってしまいます。
そうなると全身を循環している、脳脊髄液が頭に停滞しがちになります。
頭の中が渋滞
頭の中が渋滞しているようなイメージを持ってみてください。
このように頭の血の巡りが悪くなって、これが閃輝暗点が起こる一つの原因と考えられます。
また、この状態になると頭が横方向に拡がって、低気圧に弱くなったり耳鳴りやめまいが起こり易くなります。
整体で頭の調整する事でこのような状態を少しでも早く脱して健康を取り戻してもらいたいものです。
閃輝暗点に苦しんでいる場合でも、ストレスや疲労を緩和しつつ、しっかりと頭を整え行くことで予防につながり易くなります。
諦めずにやれる事をやってみませんか?

低気圧で頭痛?
低気圧と頭痛は関係はあるのか?
これは低気圧になると、体が横に膨張することが関係します。
過去にスポーツなどで関節を痛めた事がある人は、梅雨時に痛くなったりします。
私も過去に自転車の事故で、右肩を損傷したことがあるので低気圧で右肩が痛くなります。
これも低気圧で関節が横に膨張するので、痛みが出てきます。
頭も約23個の骨が重なり合っているので、低気圧で頭が横に広がります。
耳への影響
特に1番外側にある「耳」に症状が出やすくなります。
耳鳴りめまい、ふらつきが出やすくなります。
この低気圧で頭痛が出る人は、頭が大きくなっています。
低気圧が来た時に、普段から大きくなっている頭がさらに頭が横に大きくなって、頭の圧力が高まって頭痛が出ると考えられます。
これは、食事や勤続疲労、薬、気温や気圧の変化などの様々な要因で慢性的な疲労がある人です。
このように、大きく硬くなっている頭を、普段から小さく柔らかくすると、雨や台風などの低気圧が来ても頭痛が起こりにくくなります。
低気圧のたびに来る頭痛に対して、痛み止めなどで今後もうまく付き合っていくしかないとお考えのあなたも、改善の余地はありますので諦めずに当店の整体を受けてみて下さい。

頭痛にコーヒーって?
当店にいらっしゃる方に聞くと、コーヒーを飲むと頭痛がおさまったような気がする。
頭痛に「効果がある」とおっしゃる方が多いです。
ただ、「コーヒーを飲む」ことはあくまでも対処法の一つで、頭痛の改善には他の要因も必要だということをご理解ください。
カフェイン
コーヒーには「カフェイン」が入っていますが、このカフェインには「血管を縮める」作用があるといわれています。
偏頭痛は血管が大きく拡張することで強い頭痛が起こるとので効果あるという事ですね。
群発性頭痛も多少効果があると、お客様から聞いています。
そもそもの痛みが強いので、気休めかも知れませんが。
緊張型頭痛は血行が悪くなって頭が痛くなるので、コーヒーは良くないのかも知れません。
ただ、緊張型頭痛の人でもコーヒー飲むと楽になると良く聞きます。
これは、コーヒーを飲む事で精神的なリラックス効果があるからだと思われます。
ストレスは頭痛
血管やカフェインよりも、精神的ストレスは頭痛に直に作用するという事ですね。
また、長年の偏頭痛の原因には、血管の拡張があります。
そもそも血管が急に拡張するという事は、その前に血管がかなり縮んでいる状態があって、そのままでは危険なので、反動で血管が拡張していると考えられます。
偏頭痛持ちの人はこの反動を抑えるためにも、あまりコーヒーなどのカフェインを摂取しない方が良いのではないかと思います。
普段から血管を縮めるようなことをしていると、その反動で結果が広がるといったようなことが、頻発する可能性があります。
リラックスも大切
先ほどお伝えしましたが、緊張型頭痛の場合でも、コーヒーやカフェインは良くないと言われていますが、コーヒーやカフェインを飲むと非常に楽になると言う人がいます。
人によってはカフェインの血管の収縮作用以上に、リラックス効果だったり精神的に良い作用が起こって、血管が拡張しているという事だと思われます。
このような事からも、意外とコーヒーで頭痛がおさまる、痛みが楽になる人が多いです。

エナジードリンク
頭痛や吐き気が…
なんかいつも疲れてる…
朝がつらい…
こんな時にはエナジードリンクでも飲んで元気になろうって感じですが、これが悪循環の元だとしたら?
エナジードリンクを飲んだら、頭が痛くなる。
エナジードリンクを飲んだら、頭痛が治った。
エナジードリンクで頭痛?
頭痛が治る?
まず、一般的にはエナジードリンクは、頭痛に長期的には良くありません。
とりあえずジュース代わりにエナジードリンクをガボガボ飲むのはやめましょう。
どうして頭痛に良くないの?
カフェイン+砂糖
これは「カフェイン」+「砂糖 」が大量に入っているからです。
ただ、頭がガンガンするような「偏頭痛」が出た時には、エナジードリンクで痛みが少なくなったりします。
エナジードリンクに入っているカフェインには「脳血管収縮作用」があります。
二日酔いの頭痛や、偏頭痛、群発性頭痛などの血管拡張性の頭痛に対して効果が認められています。
脳血管収縮作用って…
身体に良いように書きましたが、カフェインで「血管が収縮」すると言う事は、身体の血の循環が悪くなるということです。
また、カフェインを取りすぎたり、カフェインの摂取を急にやめると、その反動で血管が拡張して偏頭痛が起こることがあります。
糖分
あと、エナジードリンクに大量に入っている「糖分」についてです。
元気になりたくて飲むエナジードリンクですが、血糖の上下が激しくなるので、体が逆に疲れやすくなります。
頭痛も起こりやすくなったりします。
あとは慢性的な「鼻炎」や「皮膚炎」などが起こりやすくなります。
精神的ストレスの多い現代社会に必要とされる、エナジードリンクですが、味が好きでも常用ではなく、たまに飲む程度にした方が良いのかもしれません。

小顔矯正で頭痛?
力任せの強い圧の小顔矯正の後に、頭痛になる人が割と多いです。
ただ、小顔矯正をされているサロンさんの中には、強く圧迫するのではなく、違うアプローチで施術されているところもありますので、一概には言えません。
考えられる原因は何か?
それは脳圧と炎症です。
圧迫が強いと
脳圧は小顔矯正の際に、顔や頭を強い力で押し込むことでの熱が上がってしまうことが考えられます。
特におでこの骨(前頭骨)を強く圧迫していると、脳圧が特に上がりやすいです。
これは、施術によって顔や頭の骨の隙間を狭めることで顔を小さくするので、施術者によっては圧迫が強すぎるのかもしれません。
この小顔矯正で起こってしまった頭痛は、個人差はありますが、病院や整体に行かなくても、数日で治ることが多いです。
しばらくすると少し頭の圧力も下がってくるからです。
私としては、当店で頭の調整を一度することをお勧めします。
頭のむくみをとって、脳圧を下げる整体をしています。
顔がむくむ
炎症については、顔や頭付近が強い圧迫で炎症起こしていると、付近の血管や神経を刺激して、頭痛が起こりやすい環境になってしまいます。
外部からの強い力で顔の骨の隙間が狭めているので、その部位が炎症を起こして、その炎症を収めようと体中から顔のほうに水が集まってきます。
結果的に顔がむくんでしまって、数日で施術の効果が薄れてしまうと思います。
いちど起こってしまった炎症は、数日でおさまってきます。
より早く炎症を収めるためにも、自律神経の調子を良好にする必要があります。
自律神経の中枢
自律神経の中枢は、間脳、脳幹といわれる頭の中心部分にあります。
頭の中の水(脳脊髄液)が停滞して、自律神経の中枢を圧迫していると、本来の力が発揮できていない状況になります。
自律神経を素早く回復させるためにも、頭の調整をすることをお勧めします。

頭痛は薬で治る?
起きてしまった頭痛を抑える為には、痛み止めが一番速く効くので効果的です。
根本的な解決の為には、身体全体及び、頭(頭蓋骨)の環境を整える必要があります。
西洋医学は「アロパシー」といって、今ある症状に対して対処する対症療法の医学と言われています。
「頭痛」は慢性の痛みですが、西洋医学は対症療法の医学なので、救命救急の様な急性的な物には強いですが、慢性的な疾患が苦手です。
例えば「なんで頭痛になるの?」
といったような原因の説明を病院で求めるのは分野が違うということです。
薬では完治しない
基本的には慢性疾患は「薬」では完治しません。
薬では血管が拡張して痛みが出たら血管が収縮する薬といった対処しているわけです。
片頭痛によく使用されるのが、NSAIDsと、トリプタン製剤です。
NSAIDs
偏頭痛だけでは無く、頭痛全般に対して、痛みをおさえるための鎮痛薬です。
トリプタン
偏頭痛によく用いられる薬です。
頭痛が出たら出来るだけ早く飲むと効きが良いようです。閃輝暗が出た場合には、閃輝暗点が少し止んできたタイミングで飲むと効果的なので、血管の拡張を抑える作用です。
また、睡眠薬で一時的に眠ると、起きた時に症状が改善するがあったり、患者さんの不眠の訴えで睡眠薬が出ることもあるようです。
薬の飲みすぎ注意
また漠然と頭痛薬を服用し過ぎないように頭痛日記が推奨されています。
頭が痛いからと鎮痛薬を連続で使用していると、痛み止めがかえって頭痛を引き起こすような薬物乱用頭痛を起こすことがあります。
やっぱり薬って怖いですよ。
普通の感覚であれば、痛みが止まるって麻酔とか麻薬ですよね。
それを少量で弱いとはいえ、長期に服用するとどうなるのか?
お辛いの症状は想像いたしますが、異論は認めますが薬は長期間定期的に飲むと薬はだんだん効かなくなります。
そうなると強い薬か、種類を変えたりすると思いますが、それもそのうち効かなくなりますし、薬で胃が荒れたり、そのせいで胃薬が出たり、キリがないです。
薬は身体のどこに行く
あと忘れがちですが、薬は身体のどこに行くのでしょうか?
痛み止めは脂溶性なので身体に残ります。
急にやめられないのは、そういったことです。
強い痛み止めを長期間飲んでいると、離脱症状も出たりしますので、仕方ない時以外はあまり薬のお世話にならないでください。
数回の施術の機会を頂いて、しっかりとあなたの頭痛の原因を取り除いて薬から離れられるようにして行きましょう。

冷やす?暖める?
頭が痛い時は冷やした方がいいのでしょうか?
それとも温めた方が良いのでしょうか?
こういった質問をよく頂きます。
頭痛が起きてしまって、その対処からお伝えします。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の場合には暖める。
(血管を拡張させる)
片頭痛
片頭痛(ガンガン・ズキズキ)のは冷やす。
(血管を収縮させる)
片頭痛(ガンガン・ズキズキ)ではコーヒーで楽になる。
(血管を収縮させる)
緊張型頭痛の場合にはコーヒー控える。
(血管を収縮させる)
これが基本になります。
コーヒーに関しては個人差があります。
緊張型頭痛でも楽になる人も多いので、せっかく緊張型頭痛にも効果があったのに辞めてしまうと勿体ないかも知れません。
基本的な事はお伝えしましたが、御自身にあった対処をして下さい。
冷やす場合
頭痛で冷やした方がいい場合は片頭痛のガンガンした痛みですが、これは血管が拡張して痛みが発生しているので温めると余計血管が拡張してしまうので頭痛が強くなります。
頭を冷やしてあげたほうが血管が収縮して楽になる場合が多いです。
暖める場合
反対に緊張型頭痛では、肩こりや首こりで肩や首、頭の血行が悪くなって後頭部から側頭部のあたりに締め付けられるような頭痛が起きてしまいます。
これは血管が収縮して頭痛が起きているので暖めてあげることで血管を拡張させて症状を楽にしていくことが可能になります。
ただしこれは偏頭痛にしても緊張型頭痛にしても、痛みが起きている時の話です。
頭痛の予防には
痛みが起きないように、予防していくためにはどちらの頭痛も頭の中の血行を良くする必要があります。
肩こりや首こりからくる緊張型頭痛は理解しやすいと思いますが、片頭痛の場合においても血管が拡張する前に、何らかの理由で強く血管が収縮した反動で血管が大きく拡張していると考えられます。
普段から血行を良くしていくことでこの急な拡張を防ぐことができるはずです。
そのためにもまず頭に掛かる圧力など様々な取り組みが必要になってきます。

メニエールと頭痛
以前私の同僚がメニエールになったことがあります。
その二人とも、やはり寝不足とストレスというのは確実にありました。
吐き気がひどく仕事中に、実際にトイレで吐いてしまうこともありました。
もちろんその日は早退してもらいましたが。
私の記憶では数ヶ月は苦しんでいたと思います。
頭の問題?
当店ではメニエールについては、頭の問題と考えていて、特に耳を乗せいている側頭骨に問題が起きていると考えます。
この側頭骨は固まると脳圧が上がりやすくなります。
めまいや耳鳴りが起こりやすくなります。
脳圧が高いと横隔膜が下に下がりやすく呼吸が浅くなります。
気持ち悪くなったり、あくびや吐き気がでやすくなります。
はっきりしない
メニエールは難治な症状と言われていますが、症状が改善される人で、実際には何をしたから良くなった。
というのはありません。
気づいたら自然と良くなったということが多い。
これはその方のストレスが取れた、もしくは健康状態が上がったということです。
メニエールや片頭痛の共通点として脳圧が高い状態です。
頭痛の場合も耳を乗せいる側頭骨に問題が出ている場合が多いです。
メニエールや片頭痛も日常から脳圧が高く、脳の居心地が悪い状態で生活をしているところに、気候の変化やストレス、過労、寝不足などが重なると起こってくる症状です。
何よりもまずは頭のストレス(脳圧)を適正にするためにも、頭の調整が必要と考えます。

飛行機頭痛?
この飛行機頭痛は頭の片側に起こりやすいです。
片側に起こる頭痛というと「片頭痛」と似た感じがしますね。
あとは「飛行機頭痛」で特徴的なのが目の奥の痛みです。
目の奥の痛み
目の奥をスプーンやフォークでえぐられたような、その様な強い痛みが飛行機頭痛には出てしまいます。
性別では男性に多くて、年齢は20代から40代ぐらいが多くなります。
目の奥がえぐられるような痛みなので、涙が出てきたり、鼻が詰まったりすることが多いです。
気圧?
飛行機頭痛の原因は一般的には、鼻の奥にあって、鼻水を溜めたりする「副鼻腔」の膨張や、鼻づまり、気圧(低気圧)といったものがよく言われます。
緊張型頭痛、片頭痛、群発性頭痛の分類でいくと、男性に多くて、頭の片側の痛み、そして目の奥がえぐられるような痛み、涙が出る頭痛というと、群発頭痛に症状が近くなっています。
脳圧
頭痛の原因の一つに脳圧というのが挙げられます。
低気圧になると、私たちの頭は横に膨張します。
同時に体も横に膨張します。
鼻の奥の副鼻腔の膨張も、気圧によって頭や体が膨張する事に伴って膨張していると考えられます。
原因としては低気圧以前にもともと頭が大きくなっている。
頭が大きい状態で日常を過ごしていて、もともと鼻炎持ち。
鼻炎持ち
そのような方が、飛行機に乗って、気圧が変わった時に頭痛が起こりやすくなります。
心も体も元気で体液循環がしっかりしていて、頭も本来の小さく柔らかい状態であれば、飛行機頭痛をはじめ、頭痛全般は起こり辛くなります。
ですので普段から頭の状態を良好に保つということが一つ重要になってくるのではないでしょうか。
腸内環境
あとは腸内環境を良好に保つことで、身体の炎症が収まりやすくなるので直接ではありませんが家にも効果が出てきます。
腸内環境が荒れやすい食べ物としてはやはりグルテンで有名な小麦粉や白砂糖というのは少し避けてみるといいのかもしれません。
整体でも以前腰痛が強い方で、お腹の奥にある筋肉を刺激していたことがあるのですが。
慢性的な腰痛が治ったのと、翌年の花粉症がほとんど感じなくなったというケースがありました。
腸へ刺激が入ったので、アレルギーが治ったのかもしれません。
もしあなたが、慢性的な頭痛持ちで、飛行機に乗ったら頭痛がしてしまう事でお悩みでしたら、当店の整体がお役に立てるかもしれません。

噛みしめと頭痛?
寝ている時などに噛みしめ癖がある人。
残念ですが、確かに頭痛が起こり易い傾向にあります。
頭痛持ちの人で結構多くの人が「顎関節症」や「噛みしめ」過去に歯の矯正の経験がある場合があります。
顎関節と頭痛
顎関節と頭痛って関係あります。
顎の関節は「下顎骨」と頭の「側頭骨」という骨で構成されています。
このブログでも何度か触れていますが、側頭骨は「耳」を乗せている骨です。
この側頭骨が固くなると頭の運動が鈍くなりやすく、頭の中の「脳脊髄液」が停滞して「脳圧」が上がり易くなって「頭痛」を起こし易くなります。
噛み合わせが良くないと、顎に負担が出てなかなか取れない首や肩の慢性的なコリにも繋がります。
第2頚椎
私たちが口を開けるときの支点となっている場所は、首の7個ある頚椎の上から2番目の「第2頚椎」です。
この第2頚椎は整体やカイロプラクティックでは非常に重要度の高い場所です。
当店では第2頚椎をちゃんと矯正しても、顎の歪みが強い人は矯正の効果が薄くなって、すぐに第2頚椎がまたズレてしまうと考えています。
このように顎は頭痛など身体の様々な場所に影響を与える場所となります。
また、顎の歪みがあると肩や首の血行が悪くなって「緊張型頭痛」になり易くなります。
顎が歪んでいる、顎がずれている。
といった感じで顎だけ矯正をする場合があります。
もちろん効果はありますが、顎の位置としては2階建ての家で例えると2階の窓のような感じをイメージしてください。
窓(顎)が歪んで開かなくなったりしたら、とりあえず窓を直してみますが、もし家自体が歪んでいたら、家の歪みを直さないと窓は直りません。
身体の歪み
顎を矯正する場合には、身体そのもの歪みも無くして行く事が大切です。
顎が歪むというのも、場合によっては顎が歪んでいるのではなく、上の頭が歪んでいる場合も多々あります。
頭や顔の歪みが軽くなると、顎関節症や頭痛が軽くなる事が多いからです。
頭痛と顎についての関連はありますし、肩や首のコリがなかなか取れない人は顎もキチンと施術して行きましょう。
やはり頭や顎への施術をしていかないと、肩こりのマッサージを受けてもその場では良いけど、すぐ元に戻ってしまったり、施術を受けたのに全然ほぐれ無かったりなどといった事が起こると思います。
たくさんマッサージや整体を受けてもその効果が薄く、ピンと来ないあなたは一度顎をほぐしたり、頭の調整を受けてみる事をお勧めします。
もちろん原因不明の片頭痛との関連もある場合があります。

予防には頭の血行?
偏頭痛は「血管拡張性」の頭痛なので、頭の血流が良くなると余計に頭が痛くなるのではないかと思われるかもしれません。
この頭の血流が良くなると、どんな影響が起こるのかを説明させていただきます。
偏頭痛は「血管拡張性」の頭痛。
反対に肩こりなどの緊張型頭痛は「血管収縮性」の頭痛と言われています。
閃輝暗点
偏頭痛の発作的な症状として「閃輝暗点」という、偏頭痛が起こる前に「視覚」に異常が起こる場合があります。
戦闘機のパイロットなど、頭の血が重力で下に行ってしまったりして、頭の血行が悪くなるとブラックアウトというような状態で、五感の中の一番先に「視覚」が奪われてしまいます。
このことからも頭の血の巡りが悪くなると、まず「目に症状」が出ると考えられます。
目に症状が出ます
「閃輝暗点」の状態も、頭の血流が悪くなり、目に症状が出ます。
そして、血流が悪い状態では危ないので、頭の血管が「急に拡張」することで偏頭痛が起こると考えられます。
「偏頭痛」の場合にはこの頭の血流が悪くなるということが「緊張型頭痛」よりも急速に起こると考えられるので、強く血管が拡張すると私は思っています。
偏頭痛の予防には
これらのことを考えると血管が急速に収縮することを防ぐために、日ごろから頭の血行を良くしておくことが偏頭痛の予防になるのではないかと考えております。
一応一般的には偏頭痛の原因として、「ホルモン」の問題だったり「睡眠」の問題、寝不足または寝過ぎ、疲労だったり、喰べ物や飲み物「気圧」や「気温」といったことが言われております。
下痢や嘔吐
頭痛以外でも吐き気や、実際に下痢したり嘔吐することがあります。
光や音または臭いにも敏感になったりする人もいます。
頭の血流が悪くなる原因の1つとして頭の圧力である「脳圧」が挙げられます。
脳圧が高くなる原因として、頭で作られて全身を循環している「脳脊髄液」の流れが滞ってしまうということが考えられます。
パンパン
脳圧が高いという事は、人の体を風船に例えると空気がパンパンに入っている状態と想像してください。
圧力が非常に高くなっているのでどこからか空気を抜かなくてはいけません。
嘔吐したり下痢をしたりということは少しでも圧力を逃がそうといった体の反応が起こります。
吐くと楽になる
実際に嘔吐してしまうと結構楽になる場合がありますが、これはパンパンになっていた圧力が少し逃げて身体が楽になったと考えられます。
西洋医学では様々な説はありますが偏頭痛の原因ははっきりとは解明されていません。
そういったこともあり頭痛外来では、偏頭痛が起こる少し前に飲む薬が出ることが多いようです。
薬の作用
これは偏頭痛が起こる前に血管の拡張を抑える作用のものです。
また頭痛の頻度が非常に高い方には、頭痛の予防薬も処方されることがあるようです。
頭痛予防薬の抗てんかん薬や抗うつ薬は脳の神経伝達に作用しますので、長期の使用はリスクがあると思います。
病院で治療受けていない方で、偏頭痛持ちの場合には、市販の痛み止めで何とかがんばっている場合が多いと思います。
これが月に2、3回程度なら良いのかもしれませんが、あまり高い頻度で痛み止めを飲んでいると痛み止めが効かなくなってしまいます。
十分に注意をしてください。
当店ではこの西洋医学ではまだ完全には解明されていない偏頭痛の予防には、日頃から頭の血行良くすることが大切だと考えています。

頭の形でわかる?
季節の変わり目、低気圧の頭痛に困っている人は、その人の頭を触ると傾向がわかってきます。
健康な頭は◯
健康な頭は◯に近い形をしています。
反対に季節の変わり目、低気圧で頭痛が起こりやすい人の頭は四角に近い形をしています。
◯に比べて、てっぺんが潰れているような感じで、横がパンパンになったような感じです。
あなたもご自身の両手で、自分の頭を覆ってみてください。
耳の少し上に、手掌(手のひら)が当たるようにやってみてください。
頭がなんだか角張っている。
頭が大きい感じで、手で頭を覆えない。
こういった頭は要注意です。
春や秋など季節の変わり目には頭痛が多くなりますね。
例えば慢性的な頭痛持ちではあるが、もともとは月に2〜3回位の頻度で頭が痛くなる事が多いのに、この1ヶ月は週に5回以上もの頭痛に苦しんでいる。
季節の変わり目
最近、季節の変わり目と気圧のせいで、ここ数週間は毎日頭が痛い。
このように季節の変わり目には、頭痛の頻度と痛みの度合いが急に高まってしまう事があります。
一応CTスキャンやMRIで確認している人も結構多いですね。
痛み止め、トリプタン系の薬、頭痛予防薬で少しは頭痛が軽くなったような気がするけど、まだ痛いのでマッサージや整体に行ってみた。
もしかしたら、あなたも今この辺りかも知れません。
肩こりが原因?
緊張型頭痛は肩こりが原因といわれます。
緊張型頭痛と肩こりは関係していますが、実は肩が凝るから緊張型頭痛になるというよりも、脳圧が高く頭がパンパンなので筋肉や血管もカチカチになる。
その結果、肩首の緊張が取れずに後頭部への血行が悪くなるので、緊張型頭痛になるというのが当店の考えです。
頭がパンパンというのもやはり「脳圧」が関係しています。
脳脊髄液
この脳圧が上がる理由としては、内臓に慢性的な疲労があると頭で作られて全身を循環している「脳脊髄液」という体液が内蔵や筋肉で上手く吸収出来なくなることがあげられます。
疲労などで各器官での体液の吸収が悪くなると、行き場が無くなった脳脊髄液が頭に留まって頭が大きくなります。
さらに慢性的に頭が大きい状態が続くと、頭の圧力が高まって頭が硬くなります。
頭が硬い
頭が硬くなってしまうと、吸収の悪い筋肉や内臓だけを治療しても頭は柔らかくなりません。
この状態を放っておくと、日本特有の気候変動や食品添加物、ばい菌やウイルス、薬品などのストレスに対して抵抗力が弱くなります。
自律神経失調症、めまいや耳鳴り、アレルギー、年に何度も風邪を引いたりという事につながります。
そして雨などの低気圧で辛い頭痛を繰り返すことになります。
頭痛持ちの方の多くは、首肩に強いマッサージをして欲しい場合が多いです。
肩や首をマッサージされると気持ちいいですけど。
肩をいくら強く30分、1時間、2時間揉んでもあまり差がないのはご存知ですか?
マッサージした周辺の血行がちょっと良くなるのですが、受けた人の自然治癒力が少ないと効果はあまり出ないです。
脳脊髄液の循環を回復させて頭の圧力を下げるような、頭痛への原因にアプローチしていないと施術効果が期待できません。
あなたも頭痛が起こらなくする為に、整体で角張って大きくなった頭を◯に近い形に戻して行きませんか?